2019年09月

萩生田さんの選挙区は東京都八王子市です。
 
八王子市にある大学は多いです。
地元に住民票を置く学生や教職員の数も少なくないと思われます。
 
NHKの記事によれば
「この制度には格差の解消につながるとする声がある一方、学生でなく経営の苦しい私立への救援策につながるのではないかという批判もあります。」
とのことです。
 
学生・保護者が高等教育無償化の恩恵を受けるだけでなく、経営の苦しい大学の教職員も雇用の安定の恩恵を受けることになります。選挙に弱い萩生田さん(強ければ千葉科学大学の客員教授にならないで済んだ)にとっては、格好の選挙対策になります。
 
山本太郎が、萩生田さんの地元から出馬しても簡単には勝たせてもらえません。
 
山本太郎の支持者になるはずの資力の無い学生を、萩生田さんが先回りして支持者に取り込んでいるからです。
 
現職の閣僚を落選させるのは難しいです。島尻さんを落選させた沖縄の参議院選よりも、総選挙で萩生田さんを落選させる方が遥かに難しいです。
 
スルーしていましたが、重要なニュースです。
私立大学間の学部譲渡を容易にする法令の運用が2020年4月からスタートします。
 
加計学園が経営破たんした場合、獣医学部を他大学に譲渡してしまえば加計理事長への経営責任追及は非常に困難になります。加計学園の経営に大きなボロが出ないうちに、私立大学間だけでなく国公立私立大学間の統合を容易にする法案が国会で議論されることになるでしょう。
 
安倍総理の一の子分である萩生田さんは、安倍総理の意向を忠実に実行する人物です。
あらゆる批判を踏み潰し、数の力で法案を実現するには、(安倍総理にとって)萩生田さんは最も文部科学大臣に適した人物です。
萩生田さんの文部科学大臣就任には、少なくとも
・一の子分の選挙対策
・山本太郎からの批判封じ
・加計学園が経営破たんした場合の退路確保
の意義がある論功行賞だと思いました。
 
 
 
 

改めて現在公表されている愛媛県議会議員の質問要旨を見ると、似たり寄ったりで当たり障りのない質問ばっかり。コイツら本当に自分で考えているの?
 
東京都議会では、都議会議員が質問を役人に考えさせるヤラセ質問が有名になりました。
 
福田剛議員とは意見の違いがあったけど、福田さんは自分の言葉で質問を中村知事にぶつけていました。
 
福田さんが議会質疑で、アレクサンドリア・オカシオ・コルテスの言葉を引用したのは驚きました。
 
黒塗り忘れについての注目度が意外に大きいです。配信後10日間で2650件の「いいね」がついたことに驚きました(2019年9月23日15時現在)。
 
全国区のニュースになった黒塗り忘れについてゴマスリ翼賛県議が何らの追及もできないのだとしたら、中村知事に「オマエの選挙区の地元に予算はつけない!」とガツンと一発お見舞いされたくないから、あるいはコイツら自身が加計学園と密接な利害があるから、あるいはその両方のうち、どれかだからだと思いました。
 
 
 

  
気になる愛媛県議会と今治市議会の動きです。
今治市議会はもう終わっちゃいました。
愛媛県議会は代表質問が始まったばかりです。
インターネット議会中継を見る時間が無いのは恥ずかしいばかりですが、
2019年9月18日~20日の代表質問・一般質問の内容を見る限り、黒塗り忘れについての質問は無いようです。
そして、中村知事自身も記者会見などを通じて黒塗り忘れについてコメントをしておりません。
 
ゴマスリ翼賛県議ども、
少しはてめえの仕事をしろ!
 
ざっと思いつくだけでも
 
「愛媛県情報公開条例に基づき開示する文書を黒塗り開示するかどうかの開示の基準は、何という役職の誰が決めるのか?」
 
「今回の村上治氏が開示請求した文書に対する黒塗り忘れについて、
そもそも黒塗りを忘れたのか?
あるいは黒塗りしないで公開しても問題ないと一度は判断したのか?
どちらかで意味が決定的に違ってくる。どっちなのか?
 
「黒塗り忘れについて、今治市や加計学園など外部から何らかのクレームや照会があったか?あったとすれば、いつ誰からか?」
 
「中村知事は、黒塗りを忘れたことについていつ知ったのか?9月13日に愛媛県職員が村上邸に訪問したことについて事前に知事の了解があったか?村上治氏に対するお願いについてなんらかの指示を出したか?
 
「黒塗りを忘れて開示した文書中で、島津理化から購入した備品の検収状況が判明した。島津理化からまだ納品されていない機器が何なのか把握しているか?もし把握していないのなら、県民の血税から補助金が支出されているにも関わらず、納品されていない機器が何なのか把握していない理由は何か?
もし把握していないのなら、県民の血税から補助金が支出されているにも関わらず、納品されていない機器が何なのか把握していない理由は何か?」
 
てめえで質問を考える気力も能力もないゴマスリ翼賛県議ども、↑の質問をそのままコピペして中村知事に直接ぶつけてみろ!そのままコピペして中村知事にぶつけようと、当方は一切著作権を主張しないでやる。
 
今後、愛媛県議会でどんな質問がされるのか皆で見てやろう。
 

村上治さんの9.13レポートを読んで
 
当日の夜に考えたことをツイートしたのが以下です。
 
 
村上治様

9.13レポートを拝読いたしました。

ま・ず、
バカじゃん。コイツら。
知事のハンコまで押して、2017・2018実績報告を部分公開する通知書を出しておいて、黒塗りを忘れて2017・2018実績報告を公開してしまいました。

黒塗り忘れ文書が拡散しまくった後になって、黒塗りした文書を持ってノコノコ出向いてきて
「すいません、コッチを公開してください。」
往復の交通費と時間給が税金の無駄だよ。愛媛県知事 中村時広のハンコを押した書類における不始末なら、知事の責任です。


中村知事がひとりで村上邸に謝りに出向くのなら、まだ分かります。補助金の支出はまだ完了していません。今後の県議会・市議会の審議において、黒塗り忘れ文書が影響を与える可能性はあります。

今回の黒塗り忘れの件に関して、中村知事はなんらコメントを出しておりません。アンタ、自分で言ってたよな?部下を守るって。

「中村氏は『人間としての誇りやプライドがある』と、文書を作成した県職員を擁護。職員が受け取ったという柳瀬氏の名刺を公開し、政権側にプレッシャーをかけた。」

今回はどうなったんだよ?

あるいは、官邸・今治市・加計学園からどれだけ抗議されようと、全てシカトして黒塗り忘れ文書を全面公開し続ける。「どんな抗議があろうと黒塗り忘れ文書を開示した県職員を守る」というのなら、これも分かります。

愛媛県の対応は、首尾一貫しているように感じられませんでした。理詰めでスジを通す村上さんのファンにますますなってしまいました。

「2017・2018実績報告について、黒塗りした文書を公開するはずだったのに、間違って黒塗りを忘れた文書を公開したことの言質を取る」

ためには、条例上の根拠(法的根拠)を理詰めで衝かなきゃなりませんでした。

県職員がノコノコ持ってきた文書が、村上ドライブで公開されている文書と別物ではないことをハッキリさせる必要がありました(ドサクサ紛れに差し替えの言い逃れをさせないために)。

過去の改ざん公開について県がスジを通さないでおいて、今回の件についてだけ差し替えに応じろという県職員の対応はムシが良すぎます。

今治市からどんなリアクションがあったのかと、村上邸へのお詫び訪問について中村知事への事前報告があったのかについてが非常に気になりました。

取り違いや勇み足の間違いがありましたら、お詫びいたします。さすが、村上さんだと思いました。
 

将棋の名人戦挑戦者が決定するA級順位戦最終局は「将棋界の一番長い日」と呼ばれるとのことです。
 
加計学園問題が今後どのように推移していくか予断は許さないですが、2019年9月13日は加計学園問題追及の一番長い日になると思います。全国の多くの市民・記者が、今治市に在住する一人の市民の言動を固唾を呑んで見守りました。
 
というわけで、加計学園問題追及の一番長い日の前夜と当日夜にツイートしたことをブログにしました。新しいネタは全くありません。
 
村上治さんのツイートを受けての
 
ツイートが以下です。



村上さん ヤジウマの分際で勝手なことを言って申し訳ございません。明日は重要なターニングポイントになるかもしれないのでツイートさせていただきます。村上さんが削除要請を受けても受けなくても、どっちでもいいです。
ぼくらはとっくに村上ドライブの全面開示文書のダウンロードを完了しています。
「ゼッタイに拡散するな!」と菅良二や加計孝太郎が吼えたところで、ケンカ過ぎての棒千切りです。勝手に拡散していきます。そんな枝葉末節よりも重要なのは

「村上邸まで県職員が出向いて謝罪し削除要請する明日(というか今日)は、愛媛県から全面開示された文書がホンモノであるという言質を取る絶好のチャンスだ!」

ということです。
いまのところ今回の開示ミスについて、愛媛県知事から公式のコメントは無いようです。
https://www.pref.ehime.jp/governor/governor_kishakaiken.html

明日(というか今日)、県職員が村上邸を訪問したときに

・開示ミスについて、出向いて謝罪し削除要請する件を中村時広知事の承諾を受けているか?
もし受けていないとしたら、(開示文書中に存在する)愛媛県知事 中村時広の名前が印字されている文書の公開の基準は誰の責任で決めるのか?

・今回開示対象になったすべての文書はホンモノか?もしホンモノでないのなら、なぜ出向いて謝罪し削除要請に来たのか?

という質問への言質が欲しいです。文書を開示したのは、愛媛県です。ただし開示した文書がホンモノであるかどうかは、補助金支出・給付の当事者である今治市・加計学園を拘束します。

「同一文書を(今治市が)黒塗り開示したけれど、黒塗り箇所についてだけ愛媛県がウソの数字をハメコミました。」という主張は、今治市・加計学園にとって非常に苦しい主張です。今治市・加計学園は、愛媛県が開示した文書はホンモノであると認めざるを得なくなります。補助金詐欺追及の突破口になります。

今治市が愛媛県の文書開示に文句を言うのは筋違いもはなはだしいです。96億円の補助金支出を今治市単独で出せるだけの財力がないから、愛媛県に支援を求めました。今になって文書開示に文句を言うぐらいなら、愛媛県が負担する32億円を今治市長菅良二がポケットマネーから払えばいい。誰も止めないよ。
村上さん、取り急ぎで恐縮です。ヤジウマの分際で勝手なことを言って申し訳ございませんでした。またツイートいたします。
 
 

↑このページのトップヘ